どーなの!?葛飾保育園事情

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働くお母さんにとって最も気になる事柄のひとつは、
「うちの子は保育園に入れるの?」ではないでしょうか。

 「顔を覚えてもらうため区役所に日参した」

 「涙ながらに担当者に保育園に入れるようお願いした」

など、そんなことまで!?と思うような体験談も耳にします。
葛飾区の保育園事情はどうなのでしょう?
まず、気になる待機児童(保育園に入りたくとも入れない児童のこと)数を見てみましょう。

 

■保育施設利用者数(葛飾区子育て支援行動計画事業実施状況資料より)

平成(年)

17

18

19

20

21

認可保育所(人)

7467

7447

7410

7433

7558

認証保育所(人)

129

146

159

167

240

入園率(%)

82.4

84.2

91.6

86.9

82.7

待機児童(人)

153

152

46

48

62

 

上記のように、葛飾区では認可保育所、認証保育所が年々増えており待機児童数も減っています。では、他の区ではどのような状況なのでしょうか?待機児童数を比べてみます。

 

平成21年4月 東京都調べ

 

待機児童数(人)

1 千代田区

0

2 台東区

46

3 荒川区

49

4 葛飾区

62

5 新宿区

70

江戸川区

238

足立区

418

 

待機児童数の少なさでは、かなり上位に食い込む葛飾区!お隣の江戸川区、足立区に比べても断然少ないですね。

 

次に、就学前の子供たちに対して、各区がどれだけ保育サービスを提供しているかを比較してみます。

 

 

就学前人口に対する保育サービス定員の割合(%)

1 葛飾区

40.1

2 墨田区

40.1

3 荒川区

40.0

4 新宿区

39.9

5 北区

39.2

江戸川区

29.1

足立区

31.5

保育サービス定員:認可保育所、認証保育所、認定こども園、家庭福祉員の定員数の合計

 

なんと葛飾区が23区中堂々の一位に!
40.1%とは、10人の就学前の子供に対し、4人までは認定保育所、
認証保育所等の保育サービスが利用できるということです。
葛飾区は待機児童も少なく、23区の中では保育サービスが充実しているといえるのではないでしょうか?

また、葛飾区には、「予約入園」という仕事復帰時期にあわせて入所できるという制度があります。
たとえば7月生まれの子供は、1歳の育児休業明けの7月の前月の6月から入所が可能。
1年間じっくり育児休業が取れるのです。

 

ちなみに区役所のHPには、毎月保育園の空き状況が掲載されます。
0・1・2歳児枠も地域によっては空きがありますので、こまめにチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

<保育園入所事例>

新小岩在住、現在二人目育児休業中の私の場合を参考までにご紹介します。

・長女(3歳、平成20年4月公立保育園入所)

19年2月生まれだったため、1年後の育児休業明け20年2月には保育園は空いておらず
近隣の無認可保育所に預け4月に公立入所。
0歳児クラスのある保育園だと1歳児クラスはほぼ持ち上がりなので空きがなく入れず、
1歳児から新規入園となる第五希望の園に決定。

・長男(0歳、平成22年7月某公立保育園入園予定)

第一希望の園のみ・予約入園で申し込みしてあっさり決定。

長女の園では、16時くらいからお迎えのお母さんが来ており、
フルタイムでなくパートやアルバイトの方も多いようです。
また、長男の時は求職中でも入所が決まった方もいました。
葛飾区は、比較的保育園に入りやすい区では!?というのが個人的な印象です。

 

◎ポイント

・1年まるまる安心して育児休業が取れる予約入園が絶対おすすめ!
4月~10月生まれが申し込み可能なので、産みどきを検討してみては?
 

・11月~3月生まれの場合、育児休業明け後はおそらく空きがないので、
3月までお休みを延長して、「1歳児から新規入園」の保育園を狙いましょう。
 

・3歳児クラスからは幼稚園に転園する子どもも多いそうで、
空きが出やすくなるようです。3歳まではゆっくりお休みして、
保育園に入りやすくなってから仕事開始してもいいかも?
 

・同じ葛飾区内でも、地域によって、保育園の空き状況は異なります。
もちろん毎日の送り迎えを考えると近くの保育園がベストですが、
他の地域も目配りしてみると良いかも?

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