子育て家庭の防災について考える

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かつしか子育てネットワークでは、
会員の交流を深めるため、年一回程度サロンを
開催しています。

2020年は「子育て家庭の防災」をテーマにしました。

昨年は台風の際、区内でも避難所が開設されました。
水害避難状況を踏まえて、避難の考え方や避難所の在り方を学び、子育て家庭の防災について考える機会になりました。

2020年8月9日(日)
立石地区センター別館にて、 
講師に防災士の葛西優香さんをお迎えして
「避難所HUG」というカードを使用し、
避難所運営をゲームで体験しました。

かつしか子育てネットワークの関係者
15名が参加。
日頃子育て支援に関わっている方、
昨年の台風で実際に避難所を開設し
運営に関わった方、
助産師さんグループ、
教職員など参加があり
改めて子育てネットワーク会員のつながりの広さを感じました。


参加者はランダムに2グループにわけました。

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グループごとにカードを読みあげる担当を決め、読み上げられた様々な事案にグループで対応していきます。
避難所は公立の学校です。

「40代の夫婦と小学生2人の4人家族」が避難してきた→体育館に行ってもらおう。

「70代の祖母と30代の夫婦、赤ちゃんと猫」→ペットがいるから教室かな?

「外国人の観光客30人がバスで」→わ!バスは校庭に止めて、人は体育館?

「毛布100枚きます」→どこにおく?

などなど。想定内、想定外の事案に待ったなしの判断が迫られます。

約1時間のゲームが終わると皆さんぐったり疲れました。

休憩をとり、葛西さんの総評、講義です。

やってみたものの、やはり私たちは運営には関わることはないのではないか、と思いました。

しかし、葛西さんより、避難所運営に行政は関与しない、運営者協議会など置いている地域もあるが、ないところもある、町会の役員の方などは高齢の方が多いので、
運営を長期に続けるのは難しくなる、などお話がありました。

赤ちゃんがいる若いご夫妻は、地域の町会との付き合いはちょっと難しいと感じている方も多いと思います。
でも実際災害が起きた時、ご近所同士でなんとか助け合わなければならないと思いました。

葛西さんからのメッセージ「防災に強い地域づくりはできることから一つずつ。まずは、ご近所の方に挨拶することから始めてみては?」

他にも
水害の警戒レベルの話
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201906/2.html

マイ・タイムライン
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/mytimeline/

についてもお話しいただきました。

マイタイムラインを書き込める専用の用紙が区役所などでもらえます。
今回参加の皆さんにお持ち帰りいただきました。

今回お話しいただいた葛西さん、ご自身がパーソナリティを務める、かつしかFM「かつぼうそなえチャオ!」の企画として「防災の輪」というライングループを作っておられます!

ぜひ番組にメールを送って参加してください。

【どんな情報が共有できるか】

平常時:避難訓練の実施日・実施場所、防災講座・イベントのご案内
災害時:物資の配給状況、葛飾区内各地域の状況(被害状況や道路の状況、店舗営業情報など)

【参加方法】

かつしかFM毎週金曜日12時〜14時「かつぼうそなえチャオ!」を聴いていただき、感想と日頃から防災について気になっていることをメールにてお寄せください。メールアドレス:chao@kfm789.co.jp

葛西さんより

「メールをお送りいただいたら、LINEへのご招待をお送りしますので、番組からメールにご連絡させていただきます。

内容については、今後も検討してまいります。

皆様からも共有して欲しい情報などをお伝えいただき、一緒に盛り上げてもらえると嬉しいですヽ(´▽`)/」



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